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『法と教育』論文掲載

2015年8月26日 | スタッフBLOG

こんにちは、鍼灸学科の田渕です。
法と教育学会(理事長:大村敦志 東京大学法学部教授)の学会誌『法と教育』に論文が掲載されました。

この学会は、法学部大学教員や弁護士などの法律の専門家や、中学校や高校の教員が多数集まっている学会です。

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法と教育学会では「法教育」を扱っています。「法教育とは,法律専門家ではない一般の人々が,法や司法制度,これらの基礎になっている価値を理解し,法的なものの考え方を身につけるための教育です。法務省では,法教育に関する様々な取組を推進しています。」(法務省ホームページより)最近では、裁判員裁判が開始され裁判が身近のものになってきています。

今回採用された論文は昨年度の法と教育学会(第5回学術大会 筑波大学)で発表した内容を加筆・修正して投稿したものです。放送大学大学院の修士論文から取り組んでいる「倫理・法教育」の実践授業の報告論文になっています。

手塚治虫の「ブラックジャック・最後に残る者」安楽死を考える
―鍼灸学科における法教育の教材研究―

【要旨】
鍼灸学科では、「あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師に関する法律」を学習する。従来からは、国家試験対策として「関係法規」の授業の中で国家試験に出題される内容だけを講義されるものであった。しかし、現場の先生方からも倫理観の低下が言われており、学校教育の中で法教育や倫理教育の重要性が高まってきていると言える。従来からある国家試験のための授業だけではなく、倫理・法遵守を高める内容の授業が求められてきている。

今回指導案として示したものでは、手塚治虫の「ブラックジャック・最後に残る者」を「安楽死」の教材として採用した。これは、ブラックジャックとキリコという二人の医師が登場する。この二人は安楽死反対と賛成で対立する。この構図が学生には理解しやすいのではないかと思い採用した。また、学生の様子を見ていると、アニメーションなどビジュアルで理解できるものが教材として適していると考える。授業ではスクリーンに映しながら学生に見せた。

学生が考えたことは、400字から500字の小論文として書かせた。最後に書くことをあらかじめ学生に伝えていたので、真剣に取り組むことができていた。学生の書いた小論文を考察する。

新たな教材化と実施および指導内容を考えることによって、効果的な教材開発とその方向性を示していきたい。

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