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ペット鍼灸について
2023年9月26日 | スタッフBLOG
こんにちは。
近畿医療専門学校、入試広報課のYです。
先日、ペット鍼灸をやりたくて、というお問い合わせがありました。
犬飼い歴25年、猫飼い歴2年の爬虫類飼いでもある私としては、この問い合わせがとても気になりました。
ちなみに写真の黒猫ちゃんは私の猫ちゃんです。可愛い~。
「ペット鍼灸」について調べてみると、「ペット鍼灸」は獣医師資格を持ってる人しか出来ないようです。まぁ、それはそうですよね。鍼灸師は人体の勉強はものすご~くしますが、動物の体を勉強してるわけではないので。
だからと言って、すべての獣医師資格を持つ人が「ペット鍼灸」ができるとは限らないようです。
人間相手に鍼灸をするのは《鍼師》と《灸師》という2つの国家資格が必要なのですが「ペット鍼灸」にはそういった資格は要りません。
獣医師資格だけでOKなのです。
ただ、「資格敵にできる」ということと「ペット鍼灸ができる」はイコールではないようです。
さぁ!初めて持つ鍼を刺して自己治癒力を高めてください!獣医師なんでしょう?さぁ、やって!というのは、いざペットを前にすると難しいと思います。
ペットの飼い主である私自身も「ペット鍼灸」をお願いするなら実績のある獣医さんにお願いします。
では実際「ペット鍼灸」をしている獣医さんはどうやって「ペット鍼灸」をするのか?
多くはセミナーや独学で勉強したり、実践で腕を磨くそうです。
そこでペットの飼い主であり、柔道整復師・鍼灸師の学校広報である私は思ったのですが!
鍼灸師と獣医師がタッグを組んだら「ペット鍼灸」においては最強なのでは!?と。
もし私のペットに「ペット鍼灸」を受けさせたいと思った時、鍼灸師を抱える動物病院とかあったら絶対そこに行くだろうな、と思うのです。
ペットに薬を与える時、ある程度の身体的負担を覚悟しなくちゃいけません。人間でもそうですけど。
その点「ペット鍼灸」は薬による負担を与えず、ペット自身の自己治癒力を高めたり、手術するには年老いてできないペットへの対応もできるようになると思うのです。
実際、18歳で逝去したミニチュアダックスフンドを老年病院に連れて行くと、毎回年齢がネックになり、若いコのように治療できないことがありました。
もっと気軽に「ペット鍼灸」を受けられる環境があれば、鍼灸の持つ老化防止の効果(アンチエイジング)によってもっと長生きできたのかな、なんて今は思ったりします。
私も無知ゆえに、当時は「ペット鍼灸」という言葉すら知らなかったのですが。。。
だから今回「ペット鍼灸」という言葉を知ったので、発信してみようと思いました。
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