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授業参観
2016年10月15日 ｜ スタッフBLOG
台風18号が近畿に接近し、あわや休校になろうかという10月初旬のある日、藤本玄珠堂の藤本新風院長と、小下先生が来校されました。
お越しいただいた目的は、当校鍼灸学科の教員宮城先生の授業参観！！
えっ？なんで宮城先生の授業参観？
実は宮城先生が近畿医療専門学校で教鞭をとることになったのは、新風先生とのご縁からなのです。
宮城先生が東京の教員養成科時代、新風先生の特別授業を受講し「この鍼道を本気で勉強してみたい！！」と感銘を受け、「新風先生、この鍼を勉強するにはどうしたらいいですか。」と猛アプローチをかけたそうです。
その時「本気で勉強するなら大阪やね。。。」という新風先生の一言で、大阪で近畿医療専門学校の教員をしながら鍼の道を極める決心をしたそうです。そこまで影響を受ける鍼に出会えるってすごいですね。
そして宮城先生は教鞭をとりながら、藤本玄珠堂にも、新風先生が副代表を務められる北辰会の勉強会にも積極的に通い日々研鑽を積んでいます。学校では「みやちゃん」の愛称で親しまれ、公私ともに充実、大阪にきて「本当に良かった」と感じる日々のようです。
さて、授業参観当日は、新風先生、小下先生、平口学科長が夜間部1年生の経絡経穴学概論の授業の様子を参観されました。芸術家オーラを背負った新風先生の登場に1年生と宮城先生は超緊張。
宮城先生を弁証するに、朝からかなりの心肝気鬱証でしたね。
また、心と肝の火が腎水吸い上げて、湧泉がさみしくなるかも～(このメカニズムへのお問合せは直接宮城先生までお願いいたします。)
授業参観後は、宮城先生の心肝気鬱を安寧疏肝するため、お食事会にて楽しく過ごさせていただきました。
お食事会では、鍼灸学科の他の教員も合流させていただきました。皆さんそれぞれ鍼については思い入れの強い人ばかり、大いに鍼の話で盛り上がりました。
新風先生のもとで勉強している者にはいまさら聞けない本音の話も、大嶋先生がズバズバ聞いてくださって、「うんうん、そーだったのかー」と感じること然り。
平口先生の気口九道の脈診法のお話や、それぞれの鍼への思いを話し合ったり、とっても貴重な時間でした。プロ談義って本当にお互いの刺激になりますね。
宮城先生がぽつりとひとこと、「台風より新風先生の方が上陸したらよっぽどこわい！！」うーん確かに。
ごめんなさい新風先生、鍼の道にはとっても厳しいけど、普段は本当にお優しい先生なんですよ。
新風先生、小下先生、ぜひまたお待ちしております。
藤本玄珠堂HPにも今回の授業参観のことがブログになっています。ぜひご覧ください。
宮城先生のプライベートな充実ぶりもご覧いただけますよ。
藤本玄珠堂
鍼灸学科 教員 ― category ―
