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【不定期連載・第2弾】「花粉症」と東洋医学②~東洋医学における「花粉症」前編~

2016年2月24日 | スタッフBLOG

近年、急激に「花粉症」を持っている方が増えてきました。その原因について前回このブログで書きましたが、今回は東洋医学における「花粉症」について話を進めていこうと思います。
花粉症はアレルギー

「アレルギーはありますか?」
「ありません。」
「花粉症はありますか?」
「あります!」

と問診で聞くことが何度かあります。

これ実際は「花粉症=アレルギー」なのです。
では、アレルギーとは何か?

アレルギーとは、本来害のないものを異物と認識し、免疫反応が働き攻撃を行う。それにより組織を破壊したりします。
ということは、花粉自体は体に対して害のないものですが、それを異物として捉え、攻撃を行っているということになりますね。
花粉症対策 民間療法

厚生労働省の調査で花粉症の人の40~60%は何かしらの民間療法を受けていると回答しました。

では、その40~60%の人がやっている民間療法の内容は...

漢方薬、甜茶、鼻スチーム療法、鼻内洗浄、クロレラなどが多く挙げられています。
最近ではヨーグルトなどで花粉症対策をしている人などもいますね!!

では、ここからは東洋医学を交えて花粉症を診ていきたいと思います。
東洋医学の概念:気・六淫・臓腑

書いていくうえで東洋医学の概念を知らなければいけませんね。
ここで必要となってくるのが「気」・「六淫(りくいん)」・「臓腑」です。

気というのは体の中のエネルギーと捉えてもらっても良いかと思います。
気にも色々な種類があり、その中でも花粉症には「衛気」が重要になってきます

「衛気」とは
衛気とは体の表面に存在し、外敵から身を守る役割をしています。この衛気が少なくなると防御力・抵抗力が不足してしまい、花粉症にかかりやすくなってしまいます。
六淫

これは以前のブログにも紹介されていたかと思います。六淫とは身体の中、または外からの影響で何かしらの症状を起こします。主なものとして風・暑・湿・燥・寒・火などがあり、ここでは湿、熱が大きく絡んできます。

湿について
簡単に湿(しつ)を説明すると「身体の中の余分な水」と言った方がわかりやすいでしょう。
この湿邪(しつじゃ)が溜まると水の流れが悪くなり、鼻水としてでたり、浮腫として出たりします。
熱について

これも湿と同じく「身体の中、または外の余分な熱」とでも捉えましょうか。熱の性質として上にのぼりやすい性質があり、肺の方にのぼると、クシャミや咳を生じます。
この2つが組み合わさると、湿が熱を持ち粘滞性をもち、鼻づまりを起こしたり、上にのぼった熱が目に入り、痒みを生じたりします。
今回はここまで!!ではまた次回!

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